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» 2004年05月26日 09時02分 UPDATE

MS、「Kodiak」のコードネーム使用中止

米MicrosoftはExchange Serverの次世代版を意味するコードネーム「Kodiak」の使用を中止する方針。同社は電子メールを取り巻く環境の変化とスパム増加に対応して、次世代版Exchange Serverを単一のリリースではなく、個々の部品にして早期に提供する考えだ。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米MicrosoftはExchange Serverの次世代版を意味するコードネーム「Kodiak」の使用を中止する方針だ。代わって個々のアップデートを準備ができ次第リリースする戦略に転換する。米カリフォルニア州サンディエゴで開催のTechEd 2004で幹部が明らかにした。

 「Kodiakの名称は、一連の技術の総称として使っていた。当社はこれらの技術を単一のリリースとしてではなく、できるだけ早期に提供する」。Microsoftの上級ディレクター、キム・アカーズ氏はこう話す。

 2006年中にリリースが予定されていたKodiakでは、Yukonに連携したデータ保存技術、セキュリティ強化、モバイル機能強化、64ビットのサポートなどが見込まれていた。

 前倒しになったスケジュールの下で最初に登場予定の「Exchange Edge Services」は、Service Pack 2の一部として来年リリースが見込まれる。Edge ServicesはMicrosoftのIntelligent Message Filter(IMF)技術のスパム対策機能を基盤に、コンテンツフィルター、電子メールのCaller ID(送信者アドレス偽装防止用)、安全なIPリストといったセキュリティ機能を提供する。Exchange Edge Servicesはサードパーティーのベンダーがこれを基盤として製品を構築できる拡張型のプラットフォームを作り出すものだとアカーズ氏。

 「過去2年の間に電子メールを取り巻く環境は大きく変わった。ウイルス、スパム、リモートユーザーおよびデバイスが激増している。この環境の変化とスパム増加に対応して、当社はこれらの部品をできるだけ早期に提供する」とアカーズ氏は語っている。

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