ATI Technologiesは6月1日、PCI Expressに対応したグラフィックスプロセッサの新製品として、ノートPC向けの「MOBILITY RADEON X600」と、デスクトップPC向けの「RADEON X800」「RADEON X600」「RADEON X300」を発表した。
PC業界ではPCIおよびAGPの代替としてPCI Expressへの移行に向けた動きが広がっており、こうした中でMOBILITY RADEON XおよびRADEON Xシリーズは、業界初のPCI Express対応グラフィックスチップになるとATIは説明。
MOBILITY RADEON X600は、高解像度のワイドスクリーンに対応した強化型ディスプレイアーキテクチャ「LCD-EE」を採用、PCI Express用に最適化された電力管理技術「POWERPLAY 5.0」をサポートしている。
さらに、PCI Express対応製品にアップグレードしやすくするためのモジュール「AXIOM」も併せて発表した。
デスクトップ向けではエントリーレベルのX300で、TSMCの110ナノメートルプロセスを業界で初めて採用。X600とX800は130ナノメートルプロセスで製造されている。
新グラフィックスチップはOEM向けに出荷開始され、各社から今月中に搭載システムが発表される見通し。
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