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「OpenOffice.org 1.1.2」リリース

» 2004年06月21日 15時33分 公開
[ITmedia]

 OpenOffice.orgは6月21日、フリーのオフィススイート「OpenOffice.org 1.1.2」(コードネーム:Hakone)をリリースした。「1.1.1」リリースから1カ月でのバージョンアップとなる。

OpenOffice.org 1.1.2日本語版の起動スプラッシュ

 日本語版、英語版に加え、チェコ語版、デンマーク語版、フランス語版、ドイツ語版、スロバキア語版を提供。対応言語はさらに増やすとしている。

 dBASE形式データベースファイルのサポートや、XML形式による出力を強化したほか、インターネットから好みのフォントをダウンロードして利用できる「FontOOoオートパイロット」を装備した。国内でのGIF特許期限切れに伴い、GIF画像関連機能が復活している。

 Windows版では、一部の日本語フォントを指定したドキュメントがPDF変換時に正しく印刷されない不具合や、オンラインヘルプの文字化けを修正した。Mac OS X版にはセットアップキットを導入。日本語環境の構築が簡単になったとしている。

 対応プラットフォームは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Linux(x86)、Linux(PPC、英語版のみ)、Solaris(x86)、Solaris(UltraSPARC、英語版のみ、日本語版は近日登場予定)、FreeBSD、Mac OS X(開発版)。

 コードネームのHakone(箱根)は、世界中の都市名から投票によって選ばれたという。

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