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CSK、ベルシステム24の増資差し止めへ仮処分を申請

» 2004年07月20日 21時17分 公開
[ITmedia]

 CSKは7月20日、約40%出資するベルシステム24の第三者割当増資について、「現在の資本規模に比べ異常に高額な増資」と差し止めを求める仮処分申請を東京地裁に申し立てた。

 ベルシステム24は、ソフトバンクBBからコールセンター業務のアウトソーシングを受けるのに当たり、日興コーディアルグループの投資会社を割当先とする約1000億円の第三者割当増資を実施すると発表した(関連記事参照)

 差し止め申請についてCSKは、増資により現筆頭株主の同社の持ち株比率が下がるため、現在の地位の維持保全が目的だと説明。増資は現在のベルシステム24の資本金約100億円に対し異常に高額で「著しく不公正な方法」に当たると主張している。また今回の事業計画についても「何ら合理性が認められない」としている。

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