先日製造工程向けリリース(RTM)されたWindows XP Service Pack 2 (SP2)に関連して、インストール後に手動で対応が必要になるアプリケーション約50種類のリストをMicrosoftが公開した。
SP2のインストールで問題が起きる可能性が指摘されているのは、「Visual Studio .NET」などのアプリケーションとゲーム計約50種類。SP2ではファイアウォールがデフォルトで有効になり、ユーザーが要求していない接続が遮断されるため、インターネット経由のマルチプレーヤーゲームなど、一部で例外を作成して接続を許可する必要が生じると説明している。
クライアントアプリではFTPやマルチメディアストリーミングソフト、一部電子メールソフトでデータ受信に失敗することがあり、サーバアプリではIISなどのWebサーバ、リモートデスクトップ、ファイル共有でクライアントの要求に応答しないことがあるという。
Microsoftがリストアップしているアプリケーションは、「SQL」「SMS 2003 Server」などの自社製品のほか、Symantec、McAfee、Computer Associatesのセキュリティ製品、Macromediaの「ColdFusion MX Server Edition 6」など、ゲームでは「Need for Speed Hot Pursuit 2」(EA Games)、「Unreal Tournament 2003」(Atari)など。
サポート文書ではファイアウォールでこれらプログラムを有効にするため、適切な着信ポートを開く方法を紹介している。
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