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» 2004年09月21日 18時03分 公開

中央大、公認会計士受験講座をストリーミング配信

全578講座・1734時間分を配信。2006年度の制度改正により多様化するニーズに対応する。

[岡田有花,ITmedia]

 中央大学付属の研究所・中央大学経理研究所は、公認会計士受験講座のストリーミング配信を「中央大学経理研究所CHANNEL」で始める。

 経理研究所が同大学生向けに開講している公認会計士受験講座を録画・編集し、Windows Media Player形式で配信する。現在「簿記1級」をテスト配信中で、9月下旬には「民法」を配信予定。来年度中に全578講座・1734時間分を配信する予定だ。

「簿記1級」の講座例

 利用できるのは経理研究所の受講生と卒業生、同大付属・提携高校の学生。同大施設内の専用PCや各高校のPCのほか、ブロードバンド接続した家庭のPCから試聴可能だ。

 全講座のブロードバンド配信に踏み切ったのは、2006年度に公認会計士試験制度が改正されるため。新制度下で受講ニーズが多様化し、従来の一斉授業だけでは対応しきれなくなるという。

 公認会計士試験はこれまで、1回の試験で全科目に同時合格する必要があったため、全受講生に同じタイミングで同じ授業を提供すればよかった。しかし2006年度からは、特定の科目に合格すれば、その後2年間は同科目の試験が免除される。加えて、司法試験合格者や会計分野専門職大学院修了者は一部科目が免除されるようになる。

 人によって必要とする科目が異なるほか、1年で全科目合格を目指す人、数科目ずつ複数年にわたって合格を目指す人など、受験スタイルが多様化する。また、受験資格も緩和され、高校生でも受験可能になる。

 全講座をWeb閲覧できるようにしておけば、必要な科目だけを必要なタイミングで受講可能。経理研究所の授業を受けられない高校生も受講できるようになる。

 在校生向けには授業とセットで提供し、卒業生には11月から有料提供する予定。料金は未定だが、「一般の専門学校より安価になる」(中央大学の進学アドバイザー・横田利久氏)。

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