1位 「Windows Media Player 10」日本語版リリース
4位 Google創設者2人が来日、「日本で未来を先取りする」
7位 ユーザーは「IE以外」に、開発者はまだ「IEオンリー」
先週は「Windows Media Player 10」日本語版リリースの記事がアクセストップだった。WindowsでiTunes+iPodを利用している記者にとっては、WMP10の機能がうらやましくて仕方ない。
WMP10はオンラインコンテンツストアがビルトインされており、レーベルゲートなど国内音楽配信サイトから簡単に音楽を購入できるのがウリの一つだ。
音楽ストアのビルトイン機能は、iTunesが「iTunes Music Store」で先行している。しかし国内から同ストアは利用できず、当初「年内に開始」とされていた国内サービスも「来年」にトーンダウン。またiPodは、国内音楽ストアで主に流通しているWMAのDRM付きファイルを再生できない。
おかげで記者は、買ってきたCDをiTunesでエンコードし、iPodに転送する毎日だ。デジタル音楽プレーヤーを持っていながら、音楽の購入がアナログ的なのはどうにも残念だ。
リアルネットワークスは先月、WMAのDRM対応の音楽ファイルを、iPodのDRMに対応させられる変換技術「Harmony」を搭載したReal Player日本語版をリリースした。これを使えば、WMA対応の国内音楽ストアで買った音楽をiPodに転送できるが、リアルネットワークスは「携帯プレーヤーへの転送・再生は一部可能な場合があるが、一切サポートはしない」とのこと。合法かどうかの問題もあり、利用に踏み切れない。
そんなわけで記者は最近、WMA対応の携帯プレーヤーに買い換えようかと考え始めている。先週7位の記事には「携帯電話が“iPodキラー”になる?」とあるが、記者にとってはiTunes Music Storeがいつまでたってもスタートしないことが、iPodキラーになりそうだ。
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