AMD、サーバプロセッサでセキュリティと仮想化技術提供へ
米AMDは2006年までに、セキュリティと仮想化機能をサーバプロセッサに組み込む計画だ。アナリスト向けの年次説明会で11月12日明らかにした。
最高技術責任者(CTO)のフレッド・ウェバー氏がこの日のプレゼンテーションで語ったところでは、「Pacifica」および「Presidio」という二つのプロジェクトが現在進行中だ。Pacificaは仮想化技術、Presidioはセキュリティ機能にまつわるものだと同社広報は説明している。
ウェバー氏のプレゼンテーションではいずれの技術についても詳しい説明はなく、両方とも2006年に登場の見通しだと語るにとどめた。
仮想化技術はメインフレームとハイエンドサーバでは何年も前から使われているが、IT部門はローエンドサーバでもこの技術を採用するようになっていると、Insight 64の主席アナリスト、ネイサン・ブルックウッド氏は解説する。
IntelもAMDも、これまでローエンドサーバ向けプロセッサにはこのような技術を組み込んでいないが、2006年ごろにこれを提供する計画について口にするようになっている。Intelは最近のカンファレンスで、仮想化技術のVanderpoolについて説明したが、AMDと同様、この技術の詳細については公表していない。
セキュリティはサーバユーザーにとって大きな懸念事項となっており、ハード、ソフトベンダーの両方が対応に当たっている。広報担当者によれば、AMDはPresidioプロジェクトで複数のパートナーと協力しており、2006年にハードベースのセキュリティ機能をサーバ向けプロセッサで提供する予定だ。こうした機能の一部はPC向けプロセッサにも組み込まれるという。
Intelもハードベースのセキュリティ機能を組み込んだプロセッサを2006年ごろに投入する計画。
AMDのPacificaとPresidio技術は、IntelのVanderpoolおよびLaGrandeと非常に似たものになるだろうとブルックウッド氏。両社ともMicrosoftのOSに対応したプロセッサを開発する必要があるが、MicrosoftではIntelとAMDそれぞれのプロセッサ向けに別々のOSを開発することに関心はないと、同氏は指摘している。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「コードは一行も書いていない」 アイドルの宮本佳林さん、AIで配信システムを丸ごと構築 “技術ブログ”が話題
-
2
Google、新型スマホ「Pixel 11シリーズ」を予告 8月12日に予約購入スタート
-
3
フライトレーダー24、羽田の異常接近データを公開 最接近時の垂直間隔は約30メートル
-
4
「イオンモール熊本にガスコージェネは設置していない」 SNSの噂を経産省が否定
-
5
au、1台のスマホに2つ目の電話番号「セカンドナンバー」開始 月額550円
-
6
キオクシアに約366億円の賠償命じる判決 米特許訴訟、陪審評決に続き 「あらゆる法的手段講じる」
-
7
AI普及でデザイン業の倒産が前年比2.7倍に 「独自性なき企業は淘汰」 東京商工リサーチ
-
8
個人情報含む約3300万件のデータ漏えいか 整体院予約など手掛けるEPARKリラク&エステ システムに不正アクセス
-
9
ドコモ・バイクシェア、サービス一時停止 不具合の復旧見通し立たず
-
10
「圧縮効果」は望遠レンズによるものじゃない その発動条件とは?
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR