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Oracle、PeopleSoft株の過半数を獲得。残るはポイズンピルのみ

» 2004年11月20日 15時31分 公開
[ITmedia]

 PeopleSoft敵対的買収に関し、米Oracleは大きなハードルを越えた。同社が期限とする11月19日、OracleはPeopleSoft株の60%以上を獲得したと発表した。残る買収への障壁は、裁判所に取り下げ請求しているポイズンピルのみとなった。

 過去1年半にわたってPeopleSoftに敵対的買収を仕掛けてきた米Oracleは11月19日、PeopleSoft株式公開買い付け(TOB)の結果を発表した。

 同社が提示したPeopleSoft株買収価格は1株24ドル。同社はこれが最後の提示であり、これによって過半数のPeopleSoft株が集まらなかった場合は取引から身を引くと先日発表していた。

 両社の間では、TOB期限が近づいた数日前から、激しい機関投資家説得合戦が続けられていたが、株主への影響力が大きいCalPERSが支持に回るなど、Oracle優位の動きが見られていた。(→詳細記事)

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