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VoIP半導体の市場、2008年までに17億ドル規模に

» 2004年12月08日 17時41分 公開
[ITmedia]

 市場調査会社のIDCは12月8日、世界のVoIP向け半導体市場に関する調査結果を発表した。サービスプロバイダー、企業、コンシューマーへのVoIP普及が加速する中、VoIP向け半導体市場は急激に成長しつつある。すべてのシステム分野で導入が進みつつあるため、市場規模は2008年までに17億ドルに達し、2003年から2008年までの年複利成長率は48%となるという。

 IDCによれば、この市場ではコンシューマーをターゲットにしたブロードバンドゲートウェイの分野が最も成長している。DSLやケーブルモデム導入時にVoIP機能が統合されるケースが増えているのが大きな要因となっている。

 「VoIPへの転換は順調に進んでおり、サービスプロバイダーにおけるメディアゲートウェイやソフトスイッチ、企業向けのIP PBXやIP電話、中小企業と消費者向けのブロードバンドゲートウェイの販売も順調だ」とIDCの半導体研究部門プログラムマネジャー、ショーン・ラビー氏は評している。

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