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» 2004年12月15日 09時57分 公開

ニューヨーク証取、新システムにIBMを採用

ニューヨーク証券取引所は、注文管理とメッセージングのための新システムにIBMのコンピュータとインフラソフトを採用する。

[ITmedia]

 米IBMは12月14日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)が導入する新システムにIBMの製品が採用されたことを正式発表した(12月2日の記事参照)

 NYSEは、ダウンタイム事実上ゼロの注文管理とメッセージングのための新システム「NYSE TradeWorks」に、IBMのコンピュータとインフラソフトを採用する。また、IBMからカスタム設計のハンドヘルド機器3000台を購入し、立会場からワイヤレスで注文売買できるようにする。

 NYSEは、1日におよそ16億株が取引される世界最大の証券取引所。ブローカーがやり取りするメッセージの数は、2年前との比較で200%増の総計7万5000件に及んでいるという。

 NYSE TradeWorksでは、バックエンドエンジンとして、IBMのWebSphere、DB2、Tivoli管理ソフトを使う。DB2は、zOSベースのIBMメインフレームで走らせる。IBMは、高解像度・低消費電力で接続部分の冗長化を図ったカスタムビルドのLinuxワークステーションも納入する。またIBMによると、NYSE TradeWorks導入に伴う両社の共同作業は、Javaベースアプリケーション環境の過去最大の試験になるという。

 14日の発表には、NYSEのロジャー・バークハート最高技術責任者と、IBM Softwareのスティーブ・ミルズ上席副社長が出席。NYSEの技術パートナーであるSIACは、ベンダー数社が参加したテストの結果、IBM製品をTradeWorksのバックエンドソフトに選定したという。

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