12月20日付けの日本経済新聞朝刊が、ソニーが来春にもプラズマTVの製造・販売から撤退すると報じたことに対し、ソニーは同日、「平面TVは今後も液晶・リアプロジェクションTVに注力する。プラズマTVの製造・販売も続ける」とのコメントを発表した。
日経新聞は、ソニーは早ければ来春にもプラズマTV販売をとりやめ、経営資源を液晶に集中すると報道した。ソニーはこれに対し、「平面TV事業に関しては、今後も液晶、リアプロジェクションTVに集中して事業展開を進める。プラズマTVに関しても製造・販売を継続する」とコメントを出した。
ソニーのプラズマTV世界シェアは10.6%で、松下電器産業、LG Electronicsに次いで3位(アイサプライ調べ、関連記事参照)。基幹部品のパネルは外部調達している。
液晶TVに関しては、韓国Samsung Electronicsと合弁で韓国に建設中の液晶パネル新工場が2005年春から稼動する予定(関連記事参照)。リアプロTVは米国などで発売し、国内販売も計画している(関連記事1、関連記事2)。
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