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» 2005年01月19日 09時57分 公開

世界PC出荷台数の伸び継続、Dellが首位キープ

米IDCの調べでは、2004年10〜12月期の世界PC出荷台数は予想を上回る伸びだった。Dellはトップを固め、ランク外ではGateway、Appleが伸ばしている。

[ITmedia]

 市場調査会社の米IDCは1月18日、2004年10〜12月期の世界PC出荷台数調査結果(速報値)を発表した。

 同社の調べでは、10〜12月の全世界PC出荷台数は約5150万台で、前年同期と比べ13.7%の増加。予測成長率の13%を上回る伸びで、7四半期連続の2けた増となった。2004年通期では、前年比14.7%増の1億7750万台が出荷されたという。

 10〜12月は、Dellがシェア17%を獲得し、世界首位の座をキープした。同社は前年同期比で出荷台数を21.1%伸ばしている。2位のHPはシェア16%で出荷台数の伸びは9%。DellとHPの間では少し前まで熾烈な首位争いが続いていたが、IDCでは、Dellがマーケットリーダーとしての地位を固めつつあると見ている。

 先日、中国LenovoへのPC事業売却を発表したIBMは、シェア5.7%で3位、出荷台数の伸びは9.4%。4位のAcerは、シェア4.3%だが出荷台数の伸びは上位5社の中で最も大きく33%増となっている。5位は富士通/Fujitsu Siemensでシェア4%。

 IDCによると、6位以下ではGatewayとAppleの盛り返しが目立ったという。Gatewayは依然としてシェア下落が続いてはいるが、eMachines買収後初めて「意味ある回復の兆しを示した」とIDC。Appleも、iMac新製品と音楽ビジネスに関連した注目度アップで追い風を受けているという。

 IDCのアナリスト、ローレン・ロベルデ氏は市場全体について、「法人需要とEMEA(欧州・中東・アフリカ)など特定地域市場の伸びが牽引役となった。EMEA地域などでは季節要因によりコンシューマー向け出荷台数が伸びたが、依然、法人市場の方がマーケットとしては大きく、2004年半ば以降、伸び率も上回っている。現状のリプレースと新規の需要は、少なくとも2005年末まで、法人市場の伸びを牽引し続けるだろう」としている。

2004年10〜12月期の世界PC出荷台数(速報値)

ベンダー 出荷台数(千台) シェア 伸び率
Dell 8,773 17% 21.1%
HP 8,221 16% 9%
IBM 2,931 5.7% 9.4%
Acer 2,219 4.3% 33%
富士通/Fujitsu Siemens 2,053 4% 11.3%
そのほか 27,294 53% 12.3%
51,492 100% 13.7%

(資料:IDC)

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