東芝・三菱・富士通、06年度の採用数を拡大

[ITmedia]

　東芝、三菱電機、富士通、日立製作所の2006年度採用計画がこのほど明らかになった。日立以外の3社は、採用数を伸ばす計画だ。

　東芝は、新卒・中途合計で、前年度の1.3倍となる600人を採用する計画。国内グループ合計の採用予定数は同1.5倍となる1500人。映像技術、半導体、ストレージ、ネットワークなど「映像の東芝」を支える技術者を確保するほか、海外での採用活動も積極化するとしている。

　三菱は新卒採用を同1.3倍の690人に、中途採用は同2.1倍の150人に増やす。成長戦略やグローバル戦略の推進、技術力の維持強化のためとしている。

　富士通は同1.3倍の500人を採用予定。同社が採用数を増やすのは4年ぶりとなる。内訳は技術系が同100人増の330人、事務系は同20人増の170人。

　日立は、新卒採用数を前年度の800人から750人に、中途採用は同150人から120人に減らした。