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「携帯電話の音楽プレーヤー機能に魅力」は4割強

» 2005年03月24日 19時55分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は3月24日、携帯電話に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は、携帯電話を所有している20〜39歳のインターネットユーザー400人を対象に実施。携帯電話に加えてポータブルオーディオプレーヤーの利用動向をたずねると共に、オーディオプレーヤー機能を搭載したKDDIの新端末「W31S」(関連記事参照)を取り上げ、製品評価と購入意欲を答えてもらった。

 これによると、回答者が利用している携帯電話会社は、NTTドコモが5割弱、au(KDDI)とボーダフォンが各2割半ば、ツーカーグループが2.3%。

 現在具体的な携帯電話の購入予定が「ある」のは1割半ば。携帯電話の購入ポイントでもっとも多くの人が挙げたのは「購入価格」で6割半ば。次いで、「本体の形状・デザイン(6割)、「本体の大きさ・重さ」(4割半ば)、「メール機能」(4割半ば)など。また、希望端末購入価格(事務手数料除く)の目安は、「1万円」が3割を占め、7割強が「1万円以下」とした。

 携帯電話を利用して音楽を聞く頻度をたずねたところ、「週1日以上」が1割半ば程度で、8割弱の人は「携帯電話で音楽は聞かない」と回答した。

 一方、回答者のポータブルオーディオプレーヤー所有率はほぼ5割だった。所有機器の内訳は、「MDプレーヤー」が4割強でもっとも多く、次いで「CDプレーヤー」が2割強。主なメーカーはソニー(3割弱)、パナソニック(2割弱)、アップル(1割強)など。

 ポータブルオーディオプレーヤーの利用頻度は「ほぼ毎日」が2割半ばを占め、プレーヤー所有者全体ではその7割が週1日以上利用していることがわかった。

 回答者全員のうち、2割弱が現在具体的にポータブルオーディオプレーヤーを購入する予定だと回答しており、そのうちの半数以上の人は欲しい商品として「iPod」を挙げた。

 今後ポータブルオーディオプレーヤーを購入すると仮定した場合、購入商品を決める際に重視するポイントをたずねたところ、もっとも多かった答えは「購入価格」で8割半ば。次いで、「デザイン」(5割半ば)、「大きさ・重さ」(5割強)、「PCなどとの互換性」(5割強)と続いた。

 次に、W31Sの機能や特徴などを説明した上で、製品評価(100点満点)を行ってもらった。「オーディオプレーヤー機能」に対しては、5割半ばの人が80点以上をつけ、平均点も72点と評価が高い。また、「メーカー」に対しても4割半ばが「80点以上」と評価した。

 W31Sに対する購入意欲は、6割の人が「30%(たぶん購入しない)以下」とした。

 最後に、「携帯電話にオーディオプレーヤー機能が搭載されていることに魅力を感じるか?」とたずねたところ、4割強が「感じる/やや感じる」と答えている。

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