エルピーダメモリは3月28日、総額500億円のシンジケートローン(協調融資)契約を結んだと発表した。1年間のコミットメント期間付きで、融資を受けるかどうかの選択権はエルピーダが持つ。設備投資コストのバックアップとして機動的に活用する。
シンジケートローン契約は、UFJ銀行と三井住友銀行を主幹事とする29の金融機関と結んだ。融資を受ける場合は2009年3月末までに返済する。
同契約に加え、短期運転資金のバックアップとして主力銀行5行と相対コミットメントライン契約で総額500億円の調達枠も確保した。同社は3月22日に公募普通社債を発行しており、直接・間接金融をそれぞれ活用して資金調達方法を多様化する。
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