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Kルートサーバ、東京で運用開始

» 2005年04月19日 18時19分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズと欧州のレジストリ管理団体Reseaux IP Europeens Network Coordination Centre(RIPE NCC)は4月19日、ルートサーバ「K」を東京に共同設置し、運用を始めた。

 RIPE NCCは同サーバを欧州を中心として世界で分散運用を進めており、東京での運用はその一環。昨年10月には、NTTコムが協力し、Internet Systems Consortium(ISC)が運用するルートサーバ「F」が大阪で運用を始めている。

 ルートサーバは、ドメイン名とIPアドレスを対応させるDNSの最上位に位置するインターネットの根幹。WIDEプロジェクトによる東京の1台を含む合計13台が稼働していたが、2002年10月の一斉DOS攻撃以来、IPエニキャスト技術による分散化が進んでいる。

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