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富士通と三菱化学子会社、共同でIT創薬

» 2005年04月21日 20時34分 公開
[ITmedia]

 三菱化学100%子会社のゾイジーンと富士通は4月21日、ITを活用した創薬事業を共同で始めたと発表した。ITを駆使し、アルツハイマー病に有効な化合物の創出を目指す。

 ターゲットは、アルツハイマー病の原因酵素と考えられている「BACE-1(beta-secretase)」の働きを阻害する化合物の創出。両社が2001年から実施してきた共同研究の成果を踏まえ、ゾイジーンの化学技術と富士通のITを組み合わせ、本年度内に有望な化合物を創り出すのが目標だ。

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