MicrosoftのMSN事業部は2週間以内に地域検索インデックスにディレクトリ型リスティングを追加し、その後で地図と衛星写真で場所を特定できる地域インデックスサービス“MSN Virtual Earth”をスタートさせる計画だ。
MSN Virtual Earthは5月23日、Microsoftの会長兼チーフ・ソフトウェア・アーキテクトであるビル・ゲイツ氏がホストとなったイベントで披露された。Microsoftの公式筋によれば、米国では夏(6月21日から9月22日までのどこか)に公開される予定だという。
MSN Virtual Earthは地域インデックスを補完するだけでなく、ユーザーが地図と衛星写真をオーバーレイし、両メディアの最良の部分を組み合わせることができるとMicrosoftのMapPoint部門ジェネラルマネジャーであるスティーブン・ローラー氏は説明する。
メールアプリケーションとの連動や、blogサービスのMSN SpacesにMSN Virtual Earthから画像を投稿するなどの機能も設けられている。
MSN Virtual EarthにはTerra ServerのMapPoint技術が使われている。これはMSが約10年間保持している衛星画像データベースである。
MSN Virtual Earthは、上からまっすぐ見下ろすだけでなく、特定の角度から見るといった視点の移動も可能だという。
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