Hewlett-Packard(HP)は5月27日、Microsoftの.NETプラットフォームを基盤とした政府機関向け新システム「National Identity System」(NIS)を発表した。
HPによれば、NISでは政府機関がセキュリティやID管理ニーズの変化に対応したインフラを手頃な価格で構築・導入できる。シンプルでセキュアなID・認証機能に加え、現代的なIDシステムによって、市民向けに電子政府サービスやセキュアなトランザクションを提供することが可能。
モジュール式になっているため、例えばバイオメトリクスなどの追加要素をプラグイン式に導入し、政府や自治体の政策と規定に従ってセキュリティとプライバシーの均衡を図るようカスタマイズできる。
HPとMicrosoftは共同研修プログラムや各国の専門センター設立を通じてこのシステムに投資、一層の発展と売り込みを図る。
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