電気通信大手のEricssonは6月15日、デジタル音楽サービス企業のNapsterと全世界における包括契約を結んだと発表した。両社は携帯オペレーター向けに統合型デジタル音楽サービスを提供するという。
このサービスは、NapsterのPC向けサービスとEricssonの携帯向けパーソナライズサービスを組み合わせたものになる。
ヨーロッパでは今後12カ月以内にサービスがスタートする予定で、ヨーロッパ、アジア、南米、北米の一部市場で、オペレーターに対してサービスが提供されるという。
この新サービスでは、楽曲ごとに料金を支払うアラカルト方式と、定額料金のサブスクリプション方式の両方をサポートする予定。携帯とPCの両方からアクセス可能になるという。
このサービスは既存の携帯モデルも含め、将来の高速ネットワークをサポートした次世代携帯にも対応する。両社は、DRMをサポートする主要メーカーの携帯電話すべてに対応できるとしている。
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