Samsung Electronicsは6月24日、モバイルワーカーやガジェットマニア向けにQWERTY配列キーボードを搭載した携帯電話「SCH-i730」を米国で発売した。
同モデルは、プロセッサにIntelのPXA 272(520MHz)、OSにMicrosoftの「Windows Mobile」を採用。本体はスライド式で、ディスプレイ部分を上にスライドさせるとQWERTYキーボードが現れる。ディスプレイは6万5000色、240×320ピクセルのタッチスクリーンだ。128Mバイトフラッシュメモリを内蔵し、SDカードスロットも備える。
搭載アプリケーションはPocket Word、Pocket Excel、Outlook、PowerPoint、Pocket MSN Messenger、Windows Media Player 10、Internet Explorerなど。音声認識技術により音声で電話をかけたり、電話帳を検索したり、アプリケーションを開くこともできる。
通信方式はEV-DOを採用し、無線LAN機能とBluetoothも内蔵する。サイズは5.2×2.8×0.6インチ(13×7×1.5センチ)、重さは5.5オンス(156グラム)。
SCH-i730は米キャリアのVerizon Wirelessから、当初は大口顧客向けに提供され、コンシューマー向けには7月7日から販売される。価格は2年間の契約つきで599ドル99セント。
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