市場調査会社のPew Internet & American Life Projectは米国のインターネットユーザーのIT用語に対する理解度を調査し、その結果を発表した。
調査は5月4日から6月7日まで、インターネットの利用者へ電話アンケートで実施した。意味が分かっている用語もある程度あるが、「ポッドキャスティング」や「RSSフィード」「フィッシング」などの比較的新しい用語については「分からない」という回答が多かった。
理解度が高い用語としては、スパムの88%、ファイアウォール、スパイウェアの78%、インターネットクッキーの68%、アドウェアの52%などがある。一方、フィッシングは29%、ポッドキャスティングは13%、RSSフィードは9%という低い数字だった。しかし、最も低いRSSフィードでも、「まったく聞いたことがない」という回答は26%で、用語自体は知っているものの理解しないまま聞き流しているという実態が分かる。
なお、ダイヤルアップユーザーよりはブロードバンドユーザーのほうが、女性よりは男性のほうが、年配者よりは若者のほうが理解度が高い傾向が見られたという。
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