ITmedia NEWS > 速報 >

ついにスパムが殺人に発展? ロシアの事件めぐり憶測

» 2005年07月26日 08時36分 公開
[ITmedia]

 ロシアで大量の迷惑メールを送信していた英語学校の経営者が殺される事件があり、スパムとの関連をめぐって憶測を呼んでいるという。

 この事件はセキュリティ企業F-Secureのブログで紹介された。それによると、殺されたのはAmerican Language Centerの経営者、バルダン・クシニール氏。自宅のアパートで発見され、遺体は頭部が激しく損傷していたという。

 American Language Centerではロシア人向けの英語講座を運営しているが、報道によれば、生徒獲得のためにロシア史上最大のスパムキャンペーンを展開。2000万通以上の迷惑メールを送信していたとされ、同センターの宣伝メールを見たことがないロシア人はいないほどだったという。

 これに腹を立てた人たちがセンターを提訴しようとしたり、迷惑メールに記された電話番号宛てにサービス妨害攻撃を組織するなどの対抗運動を行っていた。クシニール氏の個人情報をオンラインに掲載しようとした人もいたほか、対抗のWebページも多数開設されていたという。

 もっとも、同氏の殺害がセンターのスパムと関係があるかどうかはまだ不明。現在ロシアの当局が捜査を進めているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.