米Microsoftは7月25日、Windows正規ユーザー認証プログラム「Windows Genuine Advantage(WGA)」をテスト運用からバージョン1.0に移行し、全世界で提供することを明らかにした。
WGAは海賊版ソフトから顧客を守るためのMicrosoftのキャンペーンの一環。ユーザーが正規版ソフトのメリットを認識し、そのメリットを受けられるようにすることを目的としている。WGAに参加する顧客は正規版を使っているかどうかのチェックを受け、正規ユーザーと確認された場合は付加価値ソフトなどの提供を受けられる。
WGAのチェックは手早く簡単に受けられるとMicrosoftは説明する。最初にMicrosoft Download Center、Windows Update、またはMicrosoft Updateにアクセスした時に、ユーザーはWGAに参加するよう求められ、WindowsをチェックするActiveXコントロールをダウンロードするよう指示される。Windowsが正規版と確認された場合、今後の認証に使われる特殊なダウンロードキーがPCに格納される。このプロセスで個人を特定できる情報が収集されることはなく、またMicrosoftがユーザーに連絡をしてくることはないという。
WGA 1.0において、Microsoftは以下のような強化を施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR