米IBMは8月24日、Eclipseベースの開発ツール「Workplace Designer 2.5」を発表した。同ツールは6月のβリリース以来、2000以上のデベロッパーがWorkplaceプラットフォーム用のアプリケーション構築に利用している。
Workplace Designerでは複合アプリケーション構築のためのコンポーネントを作成でき、IBMのWorkplace Collaboration Services、Workplace Services ExpressなどWorkplace環境で実行することが可能。基盤となっているサービス指向アーキテクチャ(SOA)の特性を生かしながら、ロールベース/ドキュメント指向の複合アプリケーションを拡張することができると説明している。
XMLやJavaScriptなどの業界標準を基盤として、最短5分で再利用可能なコンポーネントの作成が可能。コラボレーションコンポーネントのサンプルのほか、ブログコンポーネント、プロジェクト管理ツール、連絡先管理リスト、オンラインディスカッションフォーラムが含まれ、既存のLotus Dominoアプリケーションからフォームをインポートして新しいWorkplaceアプリケーションを作成することもできる。
価格はユーザー当たり649ドル。IBMのPassport Advantageサイトからダウンロード提供している。
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