米Oracleは米国時間の9月12日、CRM大手のSiebel Systemsの買収を発表した。買収額は1株あたり10.66ドル換算で、合計でおよそ58億5000万ドルとなる。
CEOのラリー・エリソン氏はプレスリリースの中で「Oracleは一足飛びに、世界でナンバーワンのCRMアプリケーション企業になる」と述べている。「Oracleは、Siebelが抱える4000の顧客および340万に上るユーザーによって、北米のアプリケーション市場におけるナンバーワンの地位を強化するとともに、全世界のアプリケーション市場における首位の座に近づくことになる」(同氏)。
SiebelのCRMアプリケーションは、Oracleの次世代アプリケーションアーキテクチャ「Project Fusion」の中に組み込まれる見込みだ。
米Oracleは昨年、18カ月に及ぶ買収攻勢の末にPeopleSoftを合併。次なる買収先としてたびたびSiebel Systemsの名前が挙げられていた(関連記事)。
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