調査会社JupiterResearchは9月21日、2005年から2010年にかけての米国のオンラインローカル広告に関する予想報告書を発表した。
それによると、2005年のオンラインローカル広告支出額は26%増の32億ドルとなり、その後年率11%の伸びを示して2010年には53億ドルに達する見通し。
この期間を通じ、オンラインローカル広告の70%をクラシファイド(案内広告)が占める状況は続くとJupiterは予想。クラシファイドを除けばローカル広告支出はまだ比較的未成熟だと指摘している。
ローカルビジネス向けのオンラインディスプレイ広告や検索広告販売は今後競争の激化が予想される。JupiterResearchとVirtusがイエローページに広告を出している広告主を対象に実施した調査では、ペイ・パー・コール方式(検索結果を見てかけてきた電話の本数に応じて広告料を支払う方式)の広告に興味があると約30%が答えた半面、「全然興味がない」との答えも40%を超えていたという。
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