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Intel、最後のシングルコアXeonを発表

» 2005年09月27日 08時24分 公開
[ITmedia]

 米Intelは9月26日、シングルコアと省電力版Xeonプロセッサの新モデルを発表した。マルチコアへの移行を控え、シングルコアとしては最後のXeonとなる。

 Xeon新モデルは、2Mバイトの2次キャッシュを備えた3.8GHz版(851ドル)と2.8GHz版(198ドル)を投入。低電圧版のXeon新モデルは「LV 3 GHz1」(519ドル)が消費電力55ワット、「MV 3.20 GHz」(487ドル)が消費電力90ワットで、いずれもラック型/ブレードサーバ向けとなる(価格はいずれも1000個ロット時)。

 向こう数週間以内には、コードネームPaxvilleと呼ばれる初のデュアルコアXeonの発表が控えている。当初は2006年としていた出荷予定を前倒ししてのリリースとなる。

 来年初頭には、デュアルコアのXeonプロセッサ(コードネームDempsey)と、デュアルコアに最適化したチップセット(同Blackford)で構成されるサーバプラットフォーム(同Bensley)を発表予定。また、ワークステーション用にも、Dempseyプロセッサと新チップセット(同Greencreek)で構成する新プラットフォーム(同Glidewell)を投入する。

 その後2006年中に、省電力版のデュアルコアプロセッサ(コードネームSossaman)と、65ナノメートル製造プロセスを採用したデュアルコアXeonベースのプロセッサ(同Woodcrest)の投入を予定している。

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