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クラス写真装うSober-Oワームが感染拡大

» 2005年10月07日 08時13分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業Sophosは10月6日、学校のクラス写真を装って送られてくる新しいSoberワームの亜種が感染を広げているとして、注意を呼び掛けた。Sophosに寄せられるウイルス報告の中で2位に浮上、過去12時間で寄せられた報告の約10%を占めているという。

 このワーム「Sober-O」は英語とドイツ語バージョンがあり、「Fwd:class reunion」という件名のメールで送られてくる。本文は「昔撮ったクラス写真を添付しました。自分の姿を見つけたら返事をください」といった内容になっている。

 ファイルを開くとコンピュータに感染。ユーザーの情報を盗み出して、感染コンピュータから収集したアドレス宛てに、自前のスパムエンジンを使って感染メールを送りつける。同じような機能を持った亜種「Sober-P」も出回っているという。

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