Microsoftの同期化ソフト最新版「ActiveSync 4.0」を使ってWindows Mobile端末とWindows PCを接続した場合に問題が生じる可能性があるとして、同社が回避策をサイトに掲載した。
この問題ではデータ転送や同期の最中にデバイスとPCの接続が切れてしまったり、接続が全く確立できない、部分的な同期しかできないといった現象が発生するという。
こうした問題は、デスクトップのファイアウォールやネットワークトラフィック管理アプリケーションの影響で発生しているようだとMicrosoftは解説。これらアプリケーションがデバイスとPCの間のTCPトラフィックに干渉するのが原因だとしている。
対処策として、ファイアウォールの場合はプログラムの例外リストにActiveSyncアプリケーションプロセスを追加する方法を、各社の製品ごとに紹介。
ネットワーク接続マネージャの場合は、関係するドライバを解放する方法があると解説しているが、機能低下やセキュリティ問題発生などの危険もあると断っている。
ここで解説している方法を推奨できるのは、Windows Mobile 5.0搭載の端末でActiveSync 4.0を使っている場合のみだという。
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