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人材引き抜き訴訟はMSの本拠地で――MSがGoogleに一勝

» 2005年10月29日 08時26分 公開
[IDG Japan]
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 Googleがカイ‐フー・リー氏に関連して起こした訴訟の中断を命じた2週間前の仮判断が、米カリフォルニア州の連邦地裁で支持された。Googleの訴訟が再開される前に、Microsoftがワシントン州で起こした訴訟を決着させることが認められたもので、Microsoft側の一勝となる。

 カリフォルニア州サンノゼにある米連邦地裁のロナルド・ホワイト判事は10月27日遅く、ワシントン州の訴訟が決着するまでカリフォルニア州の訴訟を保留とするよう命じた。これでこの訴訟はMicrosoft側が有利になったとの見方もある。しかし、もしGoogleがワシントン州の訴訟で破れたとしても、まだ地元で起こした訴訟で勝つチャンスが残される。

 MicrosoftがGoogleとリー氏を相手取って起こした訴訟は、2006年1月9日にシアトルの法廷で再開される見通し。

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