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コナミが持ち株会社制に移行

» 2005年11月07日 17時35分 公開
[ITmedia]

 コナミは11月7日、2006年3月31日付けで持ち株会社制に移行すると発表した。ゲームソフト開発販売を担当する「デジタルエンタテインメント」、フィットネスクラブを展開する「健康サービス」、カジノ向け機器販売などを行う「ゲーミング&システム」の3事業体制とし、意志決定と執行を明確に分離して各事業のスピードを高める。

 健康機器販売のコナミスポーツライフを、フィットネスクラブ運営のコナミスポーツが吸収合併した上で、コナミは株式交換方式によりコナミスポーツを100%子会社化。コナミはゲーム事業を会社分割(物的新設)して独立させ、新会社「コナミデジタルエンタテインメント」を設立する。

 コナミ本体は純粋持ち株会社としてグループの戦略立案と意志決定を担当し、上場を維持する。

 コナミは今年4月、ゲーム開発の上場子会社などを吸収合併する再編策を進めていた。

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