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Intel、25%の増配を発表

» 2005年11月11日 10時03分 公開
[ITmedia]

 米Intelは11月10日、同社取締役会が四半期配当を25%増やすことを承認したと発表した。2006年第1四半期から1株当たり10セントを配当する。

 また取締役会は、進行中の株式買い戻しプログラムの下で、最高250億ドルで買い戻しを行うことも承認した。

 「IT業界で最高レベルの配当率、あらゆる企業の中で最大級の買い戻しプログラムにより、株主に過去最高の現金を支払う。この発表は当社事業の成長、利益、現金を生むポテンシャルへの自信の表れだ」とIntelの社長兼CEO(最高経営責任者)ポール・オッテリーニ氏は発表文で述べている。

 Intelは1992年に現金配当を開始し、過去52四半期で約58億ドルを株主に支払った。2005年の現金配当は合計で約20億ドルになるという。

 同社は株式買い戻しプログラムを1990年に開始し、これまでに490億ドルで約25億株を買い戻した。同社の発行済み株式の平均は第3四半期末の時点で約61億株、ピーク時の1998年から10%減少した。

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