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ヤフーとセブン-イレブンが包括提携へ

» 2005年11月18日 15時59分 公開
[ITmedia]

 ヤフーとセブン-イレブン・ジャパンは11月18日、包括的な業務提携を検討することで基本合意したと発表した。ヤフーが持つネット上の集客力や商品データと、セブン-イレブンの全国1万1000の実店舗ネットワークを融合させ、新サービスの構築を検討する。

 Yahoo!オークションで落札した商品のセブン-イレブン店舗での受け渡し・料金の収納代行や、ネット予約したチケットの発券のほか、両社の持つ商品データを連係させ、マーケティングに生かすなどといった提携を検討。店舗でYahoo!ポイントやYahoo!クーポンを利用できるようにしたり、有料サービス「Yahoo!プレミアム」や、クレジットカード「Yahoo!JAPANカード」会員の募集を店舗で行うといった提携も検討する。セブン-イレブン店舗のプロモーションを行う新サイトの構築も視野に入れる。

 両社は同日、両社が出資するネット書店・セブンアンドワイの株式の一部を、ヤフーからセブン-イレブンに来年2月をめどに譲渡すると発表した。現在ヤフーがが51.3%、セブン-イレブンが30.8%を出資しているが、セブン-イレブンが5割以上を取得し、セブン&アイ・ホールディングスの連結子会社化する。

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