「Dellが台湾のPC製造請負業者に対し、AMDのプロセッサを使ったDellのPC製造に対応するよう指示した」との報道について、Dellは「噂」にすぎないとコメントした。
台北の中国語新聞Economic Daily Newsは、Dellが台湾の大手受託製造業者であるHon Hai Precision IndustryやQuanta Computerに対し、AMDのマイクロプロセッサを搭載したデスクトップおよびノートPCの製造開始に備えるよう通知したと報じた。台湾の企業はDellなどのPCメーカーが販売しているシステム多数の製造に当たっているため、こうした製造上の変更がある場合、最初に情報の一端を知らされるのが普通だ。
Dellは11月21日、この報道は憶測にすぎないと話した。
「当社は噂や憶測についてはコメントしない」と、シンガポールのDellでアジア太平洋地域広報を担当するジュディ・ロウ氏は語っている。
台湾の受託製造業者および部品メーカー4社の情報筋も、コメントを拒否するか、DellがPCでAMDプロセッサを採用する計画については知らないと話した。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR