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フラッシュメモリ訴訟で東芝が控訴

» 2005年12月06日 16時27分 公開
[ITmedia]

 NAND型フラッシュメモリ製品技術をめぐる東芝と米Lexar Mediaの訴訟問題で、東芝は12月6日、上級審に控訴を申し立てたと発表した。

 訴訟をめぐり、カリフォルニア州第一審裁は12月2日、東芝に4億6500万ドルの損害賠償を命じた陪審評決を無効とし、算定根拠の再審理を決定した。だが東芝側は「営業秘密の不正使用と忠実義務違反はなかった」との主張が認められなかったため、これを不服として控訴を申し立てた。

 訴訟は2002年にLexarが起こした。東芝とLexarは1997年に資本提携したが、東芝はその後、提携先を米SanDiskに切り替えたため、Lexarは自社の技術を不正に使用されたと訴えていた。

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