韓国公正取引委員会(KFTC)は12月7日、Microsoftが同国の独占禁止法に違反したとの判断を下し、Windows Media Playerなどのバンドル解除と、330億ウォン(約3100万米ドル)の罰金支払いを命じた
同委員会はMicrosoftの独禁法違反行為として、PC版WindowsにWindows Media Playerとインスタントメッセージングソフトを抱き合わせたこと、またサーバ版WindowsにWindows Media Serviceを抱き合わせたことを挙げている。
そのような行為は市場における独占的地位の乱用であり、不公正な商慣行であると判断したとKFTCは述べている。
同委員会はMicrosoftに以下の是正措置を命じた。
KFTCの裁定文によると、同委員会は是正措置への準拠を徹底させるため、3人で構成される監視委員会を設置する。この是正措置は10年間有効であり、Microsoftは5年経過後にKFTCに見直しを求めることができるという。
KFTCによるMicrosoftの調査は2004年4月に始まった。同社は先月、独禁法問題で争っていた韓国のポータルと和解に至った(11月12日の記事参照)。
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