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ソフトバンク、地方競馬の馬券ネット購入で新会社

» 2005年12月27日 19時45分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクグループは12月27日、地方競馬の在宅投票システムを運用する新会社を設立すると発表した。馬券のネット販売を強化し、地方競馬の活性化を目指すとしている。

 地方競馬の共同在宅投票システム「D-net」を運営する日本レーシングサービスから、同システム事業を分割して新会社「オッズ・パーク」を設立。ソフトバンクが全額出資で10月に設立したソフトバンク・プレーヤーズが新会社を100%子会社化する。

 地方競馬は、2004年度の売得金額総額が約3800億円と、ピーク時の4割程度に落ち込んでいる。ソフトバンク・プレーヤーズは来春に新サイトを開設し、Yahoo!JAPANなどと連携して馬券のネット販売を拡大する。

 ソフトバンクグループは岩手競馬と9月に提携し、11月には「TV Bank」でレースのライブ配信を始めた。

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