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オカン基準とGyaOと年越し

» 2006年01月10日 14時20分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 先週は国内がお正月休みだったこともあり、アクセス上位を海外ニュースが占めた。米国で開催されCESの話題が注目を浴び、「Windows Vista」の新機能や、さまざまな憶測を呼んだ“Google PC”の記事が人気だった。

 正月休み中、記者は帰省先の実家で、50代の母親にUSENの「GyaO」を見せていた。GyaOでは韓国ドラマや、韓国人俳優の記者会見映像を無料公開中。韓国ドラマ好きの彼女は「これ全部タダ?」と興奮しながらひたすら見入っていた。

 「ネットサービスが一般化するかどうかは『オカン基準』で測る」――ネット関連の仕事をするある友人が話していた。ネットがあまり得意でない彼の母親でも使いこなせるかどうかが、サービスが一般に普及するかどうかの試金石になるという。

 記者のオカンも、アンド検索ができず、ブログの意味が分からないほどのネット素人。しかしGyaOはブックマークし、これからも見たいという。オカンが使いたいサービスは、ネットに興味がない人も使いたいサービス。GyaOには期待できそうだ。

 年越しの瞬間、記者はテレビでジャニーズのカウントダウンライブを見ながら、GyaOのライブストリーミングで年越し特番を見ていた。石田純一さんとMEGUMIさんが司会のバラエティー。テレビよりもゆるい作りで、ちょっと素人臭いなと感じるところもあった。この1年でどこまで進化するか。今年の年越しが早くも楽しみだ。

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