ネットパフォーマンス調査会社のKeynote Systemsは1月18日、中国の検索エンジン市場に関する調査を発表した。現在ではBaiduが首位に立っているが、いずれGoogleが強力な対抗勢力になりそうだと結論付けている。
Keynoteでは中国のコンシューマー1200人の検索利用状況を調べ、有料サイトのAlibaba/Yahoo!、Baidu、Google、Sohu/Sogouについて分析した。
中国では現在、市場シェア、ブランド力ともBaiduが筆頭に立っており、China Internet Network Information Center(CNNIC)の統計によれば、ネットユーザーの48%に支持されているという。
しかしGoogle検索を使ってもらうと圧倒的に好評で、全般的な使い勝手では中国の競合サービスに比べてGoogleの方が好かれる傾向にあったという。コンシューマーが「質の高い」検索サイトと評価したのはGoogleが68%でトップ。BaiduとAlibaba/Yahoo!はそれぞれ61%だった。
Googleが中国市場に力を入れ、強力なリソースを投入していることを考慮すると、いずれGoogleの市場シェア拡大は必至だとKeynoteは予想している。
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