ブラウザ開発企業のOpera Softwareは2月6日、P2PソフトBitTorrentのプロトコルを新バージョンのOpera 9に組み込むと発表した。大容量ファイルダウンロードの高速化と効率化を図る狙い。
OperaとBitTorrentの間で、OperaによるBitTorrentの商用利用と、OperaブラウザのインタフェースからBitTorrent検索エンジンへのアクセスを認める内容の契約を交わした。Opera 9のテクニカルプレビューは近く公開の予定。
ユーザーはOperaブラウザに組み込まれた検索窓からBitTorrentのファイルを検索し、選んだファイルをOperaのTransfer Manager機能を使ってダウンロードできる。BitTorrentコンテンツの検索とダウンロードのために別のソフトを使う必要はもうなくなるとしている。
Operaでは昨年7月にリリースしたテクニカルプレビュー版のOpera 8.02でBitTorrentのプロトコルを組み込んだ。これがユーザーに好評だったため、新バージョンのOpera 9でも引き続きBitTorrentを提供することにしたという。
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