シャープは2月27日、亀山第1工場(三重県亀山市)の大型液晶パネル生産ラインを増強すると発表した。150億円を投じ、マザーガラス投入ベースで現在の月5万1000枚を月6万枚に引き上げる。
シャープの町田勝彦社長が年頭会見で計画を明らかにしていた(関連記事参照)。同社は2006年度の液晶テレビ世界需要は前年度の1.8倍となる3600万台に拡大すると予測。大型分野でPDPとの争いも激しくなっており、ライン増設で供給能力を高める。
建設中の亀山第2工場にも2000億円を追加投資し、生産能力増強を前倒しする計画も明らかにしている。
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