ソニーは3月29日、「ロケーションフリー」(ロケフリ)ソフトウェアをACCESSにライセンス提供すると発表した。ACCESSはモバイル端末向けロケフリソフトを開発し、PDAや携帯電話を使ってテレビや録画番組を視聴できるようにする。
ライセンス提供は4月から。ACCESSはWindows Mobileと携帯電話向けにロケフリソフトを開発する。ソニー製ベースステーション「LF-PK1」と組み合わせることで、外出先でもPDAや携帯電話から自宅のテレビや録画した番組を再生して楽しめるようになる。現在は専用テレビのほか、PCとプレイステーション・ポータブル(PSP)が対応している。
Sony Ericssonは2月の「3GSM World Congress 2006」で、同社製携帯電話を使ったロケフリ視聴のデモを披露していた(関連記事参照)。
ロケフリは、外出先や海外など、ネット環境さえあれば場所を問わずにテレビを楽しめるようにする仕組み。ベースステーションにはテレビアンテナやDVDレコーダーを接続しておき、ネット経由でPCやPSPからベースステーションにアクセスすると、テレビや録画番組をPCやPSPで視聴できる。
ソニーは他メーカーなどにライセンス提供先を拡大して対応機器を増やし、ロケフリの普及を進めたい考えだ。
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