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「アイドルファンド」の運用成績は

» 2006年04月12日 19時58分 公開
[ITmedia]

 ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は4月12日、新人アイドルを運用対象にした「新人グラビア☆アイドルファンド第1号プロジェクト」の運用成績を公表した。出資金に対する回収率は140%超から40%とアイドルによって差が付き、芸能界の厳しさを反映した格好だ。

 同ファンドは新人グラビアアイドルが対象。個人投資家から募った出資金でDVDと写真集を制作し、その売り上げに応じて配当金が決まる仕組み。第1号は2003年12月から、1口5万円で100口・1人当たり500万円を募集したが、数日間で募集枠を上回る人気だったという。

 第1号の運用は今年3月末で終了。現時点で判明している出資金回収率は、「青山愛子」が142.3%、「島田早希」が104.6%、「武市智子」が100%となった一方、「EIREI」と「神谷怜奈」がそれぞれ40%にとどまった。続く第2号ファンド4プロジェクトのうち、一足先に運用を終了した「花井美里」は113.8%だった。

 決算報告は4月28日に開示し、投資家への分配金は6月30日に支払う予定。

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