調査会社Gartnerのまとめによると、2005年の世界半導体販売額は総額2350億ドルとなった。前年比で5.7%増え、2000年の2230億ドルを超えて過去最高となっている。
2005年の半導体市場は引き続きPCと携帯電話がけん引する形となり、MP3プレーヤー人気が貢献してフラッシュメモリ販売も激増した。
シェアはIntelが14.7%で首位を堅持し、販売額は業界平均の倍に当たる12.6%の伸びを示した。2位のSamsung Electronicsはメモリ需要に押されて販売が12.7%増、シェアは7.8%となった。3位のTexas Instruments(シェア4.3%)に続き、4位には東芝(シェア3.8%)が昨年の7位から浮上。昨年12位だったHynix Semiconductorはシェア2.4%で9位となり、初めてトップ10入りした。
カテゴリー別ではNANDフラッシュメモリの71%増を筆頭に、CMOSイメージセンサが28%増、コンシューマーASICが14%増、ワイヤレスASICが9%増となっている。
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