ウイルス対策ソフトメーカーのGRISOFTは4月19日、マルウェア対策製品を手掛けるドイツのEwido Networksの買収を発表した。
Ewidoは2004年創業の新興企業。高度な検出手法を用いてインターネット上の脅威に対抗するソフトをコンシューマーと企業向けに提供している。
GRISOFTでは、ウイルス対策/ファイアウォール製品「AVG」を拡張してEwidoの包括的なマルウェア対策機能を取り入れ、インターネットで増殖している悪質ソフトに対抗するための最高レベルのセキュリティを提供すると説明している。次の四半期にAVGとEwido製品の新バージョンをリリースする予定。
GRISOFTは最近、Intelなどから計5200万ドルの出資を受けている。Intelでは「Ewidoの買収により、GRISOFTはコンシューマーとスモールビジネス向けの包括的マルウェア対策提供企業として浮上しつつある」(Intel Capital EMEAのマネージングディレクター、アシシ・パテル氏)とのコメントを寄せている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR