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ジェシカ・シンプソンのスクリーンセーバーが「バッドウェア」認定

» 2006年05月27日 08時01分 公開
[ITmedia]

 スパイウェア対策プロジェクトのStopBadware.orgは、ポップシンガーのジェシカ・シンプソンを使ったスクリーンセーバーなど4ソフトについて、新たに「バッドウェア」と認定した。

 「Jessica Simpson Screensaver」はteamtaylormade.comのサイトで提供されているもので、トロイの木馬がバンドルされていることがStopBadware.orgの調べで判明。また、Web検索をリダイレクトして商品販売業サイトにアクセスさせたりウイルス対策ソフトを停止させようとするアドウェアやスパイウェアが隠されており、アンインストールも難しいという。

 「WinFixer 2005/2006」はWindows修復/保護ツールをうたって配布されているが、インストールの過程でライセンス合意を提示せず、rootkitをインストールする可能性があることなどからバッドウェアと認定された。

 ゲームパッケージの「FunCade」ではトロイの木馬がインストールされ、スパイウェア検出/削除ツールと称する「UnSpyPC」では正規のスパイウェア対策ソフトをスパイウェアとして検出し、完全なアンインストールもできないという。

 StopBadware.orgではユーザーに対し、これらソフトをインストールしないよう勧告している。

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