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米国のVoIP導入世帯、今後4年で4倍強に

» 2006年06月14日 08時32分 公開
[ITmedia]

 調査会社IDCの予想によれば、コンシューマー向けのVoIPサービスは今後4年で急上昇し、米国の加入世帯は2006年の1030万から2010年には4400万世帯に増える見通しだ。

 IDCは6月13日に発表した報告書で、2010年にはブロードバンド利用世帯の62%にVoIPが普及すると予想。家庭でのブロードバンド浸透、新しい代替通信手段に対する安心感が背景となり、VoIPが広く受け入れられるようになると見込んでいる。

 VoIPサービスの今後の成長を促す要因となるのは機動性、簡易性、オンデマンド電話機能だと報告書は解説。「主流層の注目を集める製品の開発に関して、まだ課題は山積している。サービス提供側が、変化し続ける大衆の好みに合わせてサービスを修正することができれば、成長のチャンスは膨大だ」と指摘している。

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