米運輸保安局(TSA)は、米国発の全フライトで液体とゲル状のもののみ持ち込みを禁止していると同局広報官は8月10日にeWEEKに語った。だからと言って、機内持ち込み手荷物として電子機器を持ち込めるということではない。
テロ脅威レベルが「Code Red(深刻)」に変更された結果、英国から米国へのフライトでは厳しい制限が課せられている。場合によっては、機内持ち込み手荷物からすべての電子機器が排除されている。
British Airwaysは10日早朝に公開した声明文で、あらゆる種類の電子機器の機内持ち込みを禁止すると述べている。対象となるものには、iPod、ノートPC、携帯電話、BlackBerry、さらには車の電子キーやキーフォッブまで含まれる。
eWEEKはまた、複数の情報筋から、米国の一部空港のセキュリティチェックでも同様に電子機器を制限しているとの情報を得た。ただしTSAの広報官はこれを確認できなかった。United Air Lines、American Airlines、Continental Airlinesなどの米航空会社に取材したところ、これら企業は国内線ではこのような制限は課していないが、国際線については各国の運輸当局の指示に従っているという。
航空機で移動する人のために、これまでに取材した情報源から集めた情報を元に、以下にアドバイスをまとめた。
米国土安全保障省の職員は10日に、これらの制限はほぼ確実に9月11日以降も続くだろうと語った。ただし、eWEEKが取材した相手は皆、状況は急速に変わるため、空港で驚かされることがないように航空会社とTSAからの情報を頻繁にチェックするようにと話している。
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